黒田博樹投手、座右の銘 『 耐雪梅花麗 』
- 公開日
- 2016/07/25
- 更新日
- 2016/07/25
校長室から
黒田博樹投手は上宮高校時代、控えの投手だったのです。いつも監督に叱られ、当時のチームメイトもグランドでは走らされてる姿が第一に思い出されると話します。そんな黒田投手。高校時代、努力が結果につながったかと言うと全くそうでなく、大会を通じて1イニングも登板機会がなく高校野球に幕を下ろします。それでもまだ挑戦を続け、専修大学に進学し、そこで東都で一番速い球を投げる投手と言われるようになったのです。
もうひとつ、黒田投手のここがすごいと思うこと紹介します。黒田投手、両親をガンで失われたのです。そのため癌の研究や啓発を行う活動に多額の寄付をしてみえるのです。
黒田投手は今まで本当に泥水を飲んでここまで頑張ってこられたのです。黒田投手の座右の銘を載せさせて頂きます。
耐雪梅花麗 「ゆきにたえて梅花(ばいか))麗(うるわ)し」と読みます。冬の厳しい雪や寒さに耐えた梅の花が、春になって一層美しく咲く様子を表しているとされ、人も試練を乗り越えてこそ大成するとの意味です。黒田投手が何故にこれを座右の銘にしてみえるかよくわかります。