学校日記

終戦記念日、島唄が伝えるものは!

公開日
2016/08/15
更新日
2016/08/15

校長室から

終戦記念日です。沖縄民謡で独特の歌詞で若者から大人まで支持されたTHE BOOMの大ヒット曲「島唄」に解説を付けて紹介させていただきます。

でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た
(1945年春、でいごの花が咲く頃、米軍の沖縄攻撃が開始された。)

でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た
(でいごの花が咲き誇る初夏になっても、米軍の沖縄攻撃は続いている。)

繰り返す 哀しみは 島わたる 波のよう
(多数の民間人が繰り返し犠牲となり、人々の哀しみは、島中に波のように広がった。)

ウージの森で あなたと出会い
(サトウキビ畑で、愛するあなたと出会った。)

ウージの下で 千代にさよなら
(サトウキビ畑の下の洞窟で、愛するあなたと永遠の別れとなった。)

島唄よ 風にのり 鳥と共に 海を渡れ
(島唄よ、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、遥か遠い東の海の彼方にある神界 "ニ
ライカナイ" に戻って行きなさい。)

島唄よ 風にのり 届けておくれ わたしの涙
(島唄よ、風に乗せて、沖縄の悲しみを本土に届けてほしい。)

悲しき歴史は決して忘れられることなく、引き継がれるべきものです。二度と起こしません、戦争は・・・。戦火に巻き込まれた沖縄の方々の気持ちは本土の方々にはわからないものがあるかもしれません。


参照:バズメディアより http://buzz-media.net/moving/4417/