学校日記

けーご君、しっかり考えさせていただきました!ありがとう

公開日
2016/08/16
更新日
2016/08/16

校長室から

14才の現役中学生、“けーご”というラッパーの「13才のリアル」という曲が話題になっています。『いじめで苦しむ感情をリアルに表現した歌詞が切なくて涙がでる』『俺一人だけが苦しんでいるのでないんだ、俺も頑張ってみる』の意見がツイッターに載っています。

彼は中1でいじめに遭い、その苦しさの中でラップと出会います。ラップとは歌唱法のひとつで、あまりメロディを付けずに、リズミカルに喋(しゃべ)るように歌う方法ですが、彼はいじめられ落ち込んでいたときの気持ちを素直にこのラップで表現したのです。それを YouTube に掲載したなら、あっという間に全国に広がっていったんです。

いじめは今は中学校では高学年より低学年で報告される傾向にあります。もっと言うなら小学校の方に広がっているかもしれません。中1で経験したというところも『やっぱりな・・・。』と思ってしまうのですが、この歌詞を何度も読んでみると、何も自信ない子がラップで何かひとつ自信を得たように感じるのです。

人は周りから認められて、いじめもなくなるかもしれません。お互いに認め合う学校生活は大切です。勉強させていただきます。歌詞の一部しか載せられませんが、是非、聞いて下さい。(校長)

『13才のリアル』
いじめの中でおれはそこらへんに転がってる石と一緒で
俺はその辺に転がってる石ころのように
どこにでもいるような中学生で

特技なんてもんはもちろんないし
もともとある才能なんてもんすら一つもない


永遠の0とにらめっこしながら暮らす
でもあいつらの声が聞こえる度に俺は
焦って焦って焦りまくって


けーご "13才のリアル" (Music Video) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=WNkm4hsM9n0