校内めぐり 163 【遠くからえっさっさを見て】
- 公開日
- 2016/09/12
- 更新日
- 2016/09/12
校長室から
校内を回って、多くの生徒と話すことは誠、楽しいものです。時には好きな男子の話までしてくれる生徒もいます。テニス部女生徒と男の子の話をしている時、いきなり川西さんが「私、今、一人・・・」と言うのです。これって中二の言葉でしょうか。これには周りのみんなも目が「・・・・」でした。そして大爆笑!
サッカー部を観ていたんです。福本君が練習していました。小学校の時から比べ大きく成長しており驚きました。さらにもう一人、興味ある生徒がいたんです。足立君です。そこで「足立君は何部に入ったんだろう?」とサッカー部に聞いたのです。すると目の前にいたんです。サッカー部にいたんです。「先生、僕だよ、僕!」と明るくあいさつしてくれました。これにも本当に驚きました。当時の小山先生が見られたら驚かれるのではないでしょうか。たくましく成長したこの子達に。
3年の渡辺君のペンケースが無くなってしまったんです。こんなことめったにないケースです。(おぃおぃ)廊下で私にも相談してきたのです。彼の友達想いの優しい性格と顔の良さ、友達に反感など買うこともないと考え、「君を好きな子が持っていったんかな」と答えると、友達にもそう言われているのですと教えてくれました。事件として扱ってもらえないそうです。嫌、そんな人のペンケースを隠すようなレベル、中3でやることはまず考えられません。そのレベルの子は浮かばないのです。誰か、本当にそんな生徒がいたなら、そっと返しておいて下さい。彼が人間不信になってしまう前にお願いします。それか、彼の天然のボケでどここかに・・・。
体育大会のえっさっさの練習、遠くから見ていて、なんだかすがすがしい気分になりました。みんなが懸命にやっている姿は宮中の歴史を思い出させてくれます。先生方が「宮中は変わりましたね」とよく言ってきます。
みんなでここまで来た道のりを思い出して遠くから見ていました。