学校日記

真田丸 家康さん完全な言いがかりの方広寺鐘銘事件(ほうこうじ しょうめい じけん)

公開日
2016/10/10
更新日
2016/10/11

その他

昨夜の真田丸、関ヶ原の戦い以後、実権を握った徳川家康ですが、豊臣家の勢力はまだそれなりに残っていたのです。家康にすればここでどう対応していくか模索中の時に起きたのが方広寺鐘銘事件(ほうこうじ しょうめい じけん)なんです。

方広寺は秀吉が企図した大仏を安置するお寺だったのですが火災で焼失してしまい、秀頼が再建を図っていたのです。そしてゴーンとつく鐘も設置し完成間近となった時に家康からクレームが入るです。

「おぃおぃ、鐘の表面に刻んである銘文が不吉じゃないか!」と言うのです。

問題とされたのが、「国家安康」と「君臣豊楽」の文字です。 「国家安康」は家康の名を途中でバッサリ切っているというのです。一方で「君臣豊楽」のほうは豊臣を君(王)として楽しむのようにとれるというわけです。

昨夜の真田丸では徳川の完全な言いがかりとして放送されていました。そして、この後、大坂の陣に発展していくのです。いちゃもん、言いがかり、ありありの家康さん、今後真田幸村はどのように挑んでいくのでしょうか。

※反対に書かれた内容に家康が怒るのは無理もないという説もあるのです。写真は方広寺の鐘です。