津市の集団暴行から思う
- 公開日
- 2016/10/26
- 更新日
- 2016/10/26
校長室から
津市の中学2年生が少年少女4人から集団暴行を受けて死亡した事件で、中心となって殴るけるなどしたとされる少年が捜査員から森さんの死を知らされ、「やりすぎた」と泣き崩れていたことがニュースに載っていました。
それにしても、よくも人を「数え切れないほど殴った」と2時間も殴り続けられるものです。これにより、少年少女の4人はどうなるのでしょう。ここまで彼等なりに必死に頑張ってきたと思うのです。それがこの事件でどうなるのでしょうか。誰もがここまでの結果を望んでなかっただけに、今、彼等は何を考えているのでしょう。決して「やりすぎた」で済まないから大変なんです。
今回の事件とは関係ないと思いますが、“法律は自分”と自己中心的な考え方をする人は極めて危険です。街を無免許で暴走する、未成年でたばこを吸う、深夜にたむろする、自転車で二人乗りをする、壁に落書きをする、これらは“法律は自分”の人達です。
こんな人たちとは決して付き合わないことです。もしも、その場におり“NO、ダメ、やめろ”の一言が言えない自分なら極めて危険です。自分の人生がその友達により、気が付けば、とんでもない結果に巻き込まれてしまうのです。見ているだけでも同罪です。自分の人生、人に預けることないようにお願いします。
※写真はその現場の公園ですが、公園って昼と夜で顔を変えることがあります。夜の公園が危険な時はその街が病んでいる時かもしれません。亡くなられた少年に哀悼の意を表します。