学校日記

ギャンブル依存症 100人に5人 怖い病気なんです

公開日
2016/12/08
更新日
2016/12/08

校長室から

先週、カジノ法案が話題になり、その影響でギャンブル依存症になった方の意見・実態がやたらとテレビ、新聞で目に付きました。ギャンブル依存症の疑いのある人は成人の4.8%と言われているのです。一人の依存症にかかった方の話を紹介します。

『ギャンブルを始めたのは18歳からで、「勝つか負けるか、ギリギリの感覚にしびれた」パチンコ店に入り浸り、東京のIT企業に就職後もやめられない生活が続いた。

千円単位から一万円、十万円・・・、使う額が膨らみ、財布が空になると消費者金融へ。利子だけで月15万円の返済に追われ、十年前に自己破産。それでもやめられず、通勤に使う電車の定期券を払い戻してまでもパチンコに費やした。

自身がギャンブル依存症だと診察され、施設で一年間の回復プログラムを受け、ラーメン店で働き始めた。今はギャンブルから離れているが「一生付き合わなくてはいけない病気。今もパチンコしたら面白いだろうな、と思う」

「学校でお酒や薬物の危険性は教わるが、ギャンブルとの関わり方を学ぶ場はない。もっと行政も目を向けるべきだ」』(中日新聞12月3日朝刊より)

本校、何度もギャンブル依存症について触れています。それは自分の経験の中で、『これは危険だ』『このままだとギャンブル依存症になってしまう』『パチンコ、一生やめられないぞ』『どれだけ金があっても足りないぞ』と若い頃、体験しているからです。是非、若い子にはこんな道に入ってほしくないと思い、書いているのです。恥をしのんで・・・。(おぃ)ただ、自分には時間と金が無かったことが良かったと思うのです。借りてまではできない性格ですし、それと金に超シビアな妻がいてくれたから・・・。(おぃおぃ)