吉本新喜劇がいじめにつなっがている?
- 公開日
- 2016/12/21
- 更新日
- 2016/12/21
校長室から
前回、「斉藤君だぞ」がいじめにつながっている話を載せました。実際、小学生の斉藤君、斉藤さんが、これを学校で言われ、いじめとしてとらえている話でしたが、滋賀県の海東英和県会議員さんが「吉本新喜劇がいじめにつながってる。チビ、デブ、ハゲをばかにし、たたいたり、蹴ったりする。教育委員会はテレビをよく監視する必要がある」と議会に提出されたのです。
これには中日新聞12月20日朝刊でジャーナリストの大谷昭宏さんは
「吉本は喜劇集団で、悲劇であるいじめとは違う。人を傷付けるための言葉と笑わせるための言葉の区別がついていない」とバッサリです。
どうでしょうか・・・。弱いものは、本当に弱いからどんな事にも傷つくケースがあるので何とも言えません。この県会議員さんのそこまで注意していじめを無くそうという熱意に感謝したいと思います。
境目がないのがいじめで、ある人にはいじめでなくても、ある人にはいじめだったり、ある人が言ったことがいじめでなくても、違う人が同じ事を同じ人に言ったならいじめになることもあるのです。
ただ私は新喜劇でなく、罰則ゲームで熱湯や氷水に入り、それをみんなで笑うという番組を何度も観たことあります。吉本よりも、もっとひどいと感じます。こんな時はすぐ、テレビのチャンネルを替えます。番組を作っている人の心を疑うからです。これも人によっては笑いの世界と取るのでしょうか。