学校日記

怖いハンドボールゴールやサッカーゴール、面倒くさいは悪魔を呼ぶ言葉

公開日
2017/01/16
更新日
2017/01/16

校長室から

ハンドボールのゴールが倒れ、児童が亡くなる痛ましい事故が発生しました。見方ゴールに喜び、ハンドボールゴールにぶら下がり、ゴールが倒れ、下敷きになってしまったんです。よくサッカーでキーパーがぶら下がるシーンが流れますが、脳裏にあったのでしょうか。ハンドボールゴールは特に幅が狭いので倒れやすいです。よくあの奥行きで商品化が許されているなと思うぐらいです。

若い頃、近くの学校でサッカーゴールが倒れ、キーパーをしていた生徒が亡くなることを経験しました。この時は原因は強風でした。普通のネットなら倒れることはないのですが、緑色のビニールネットですと風が突き抜きにくく、帆のようになり倒れるのです。いくら安いからと言って、緑のビニールネットにしてはいけないことを、それ以来、職場で共有していますが、もう過去のことになると、緑のネットをしている学校も増えてこないか心配です。驚くことに、この倒れた学校も緑のネットでした。ヒモネットにしてないといつ倒れても不思議ではないのですが・・・。誰もそこには注目していなかったけど・・・。

また、ゴールには面倒でも倒れないようにクイを打つことを忘れてはいけません。試合があり、ゴールを何度も移動する学校にすれば、面倒なんですがここに悪魔が忍び寄ることも十分考えられます。

本校はまず、サッカーゴールをアルミに変えました。軽く、4人で持てるものにしましたが、倒れるという心配点からは危険が増したと思います。確実にクイを打っていきたいと思います。このクイを抜くのが一仕事となるわけですが、まさかの為には仕方がないことです。
それとハンドボールゴールは本校はもう使ってはいないです。ハンド部がなくなり、それからは錆びて廃棄処分としました。

それとゴールにぶら下がった時、体育の先生はどうされます。私は無茶、叱りました。周りのどの生徒にもわかるように叱りました。(前もって言ってない自分が悪いのですが・・・。)ハンドボールゴールは特に飛びつきやすく気をつけていかなくてはいけません。日頃から厳しさの中で体育の授業はやっていかないと、とんでもない落とし穴が待っているのです。