学校日記

山梨県南アルプス市・芦安(あしやす)地区で続く、中学生の新聞配達

公開日
2017/01/20
更新日
2017/01/20

校長室から

1月14日NHK総合 テレビで【おはよう日本】 氷点下の新聞配達が放送されていました。山梨県南アルプス市・芦安地区で60年以上前から続く伝統で、中学生による新聞配達があるそうです。このお金で修学旅行のに充てるそうです。

中学生になると登校前に1時間近くかけて地域の65世帯を歩いて回るのだそうですが、夏ならまだしも、冬、特にこの地域ではとんでもなく寒そうに見えました。雪の降る日は、辛いという言葉では片付けられないものがあります。

初めて新聞配達をする一人の中学1年生の女生徒に密着してレポートされていましたが、村の人々とのコミュニケーションに言及していました。「ありがとう」と声をかけられ、徐々に会話できるようになっていく彼女でした。

しかし、この村のこのきまり、本校生徒、家庭に導入したならどうなるだろうなと興味深く観ていました。何故に60年も続いているのだろう、誰も反対を唱えないのだろうか、危険はないのだろうか、いろいろ考えさせられた番組でした。

※写真は彼女達が新聞を配る南アルプス市です。