春の甲子園 『21世紀枠』とは!
- 公開日
- 2017/01/31
- 更新日
- 2017/02/01
校長室から
21世紀になって初めての春選抜大会となった2001年(平成13年)になり、高校野球の選抜大会でも新たな改革が始まりました。『21世紀枠』というものです。これは部員不足などの困難の克服したチームや、文武両道で他校の模範となるチーム、あと一歩で甲子園ながらチャンスを逃し続けているチームなどを、別枠で選抜甲子園に出場させ、多くの野球部員に夢と希望を与えようというねらいがあるのです。
本年度は3校が選ばれ、岩手県の不来方(こずかた)高校もその一つです。不来方高校はは1988年に創立された文武両道公立校です。ホッケー部やハンドボール部は全国優勝の経験があるそうですが、野球部は甲子園経験はありませんでした。今秋は部員わずか10人で創部以来初の県大会決勝進出を果たし東北大会に出場しました。(池田高校のさわやか11人よりも少ないのです)
10人・・・。日曜日のサンデーモーニングで張本さんが「選んだ方がすごい」と誉めてみえました。2人が怪我でもしたなら没収試合となる怖れがあるのに、選んだ方がすごいと・・・。確かに怪我で出られなくなることも十分あり得ます。でもそれ恐れていると十分練習もできなくなりますし・・・、後はなるようになるだけ。春の楽しみができました。目指すはまず1勝!