部活と教師の生活
- 公開日
- 2017/02/10
- 更新日
- 2017/02/10
校長室から
「部活!部活で自分の時間がない。学校はブラック企業か」一人の教師の声に全国から賛同の声が・・・。これで部活に対し多くのところから教育現場に御指導が・・・。
我々の若い時代は土曜日が半日だったので、日曜日は当然部活で、思い出に残るのは日曜日、信号待ちで隣に並んだスキー帰りのカップルのまぶしさでした。それでも彼女と会う時間はどこで作っていたのでしょう・・・。不思議・・・。
ただ、“教員の多忙化は部活のせいだ”と一人歩きしていないか心配です。もっと言えば小学校は暇なのかという話になってしまうのです。小学校の先生でもすごい残業時間ですし、そんなこと言うと怒られると思います。
学校にもっと任せてくれてもいいと思うのです。無理な方には無理をさせないなど学校裁量でいけると思うのです。何でも一律と決めてかかると、失うことも多いと思うのです。なにも年がら年中部活やっているものではないのです。下校時刻だってあるではないでしょうか。テスト週間だって、部活やらない期間なども・・・。何よりも、毎日、部活やって成果が出るものではないことなど優秀な監督ほど知っていないでしょうか。
大切なのはもっと教員を増やし、授業時間などを少なくしてあげることだと思うのです。また、先生が増えれば、部活指導者も数人制にでき、その中でできる方に頑張って頂くのがいいと思うのです。少なくとも生徒から、もっと部活やってくださいとの声が上がらぬようにしていかなくてはいけません。
現場の声、もっと、もっと集めて結論をだしていただきたいです。生徒と一緒になって必死に夢を追いかけている先生を大切にしてあげたいのです。こんな先生に限って何も意見を言われないので・・・。
追伸:コーチの方だけで部活ができるような国の認証のようなものもほしいです。

