プレミアムフライデーが空を飛んでいく!
- 公開日
- 2017/02/25
- 更新日
- 2017/02/25
校長室から
プレミアムフライデーがいよいよ実施されます。金曜日には3時で仕事切り上げとなるのですか。“うらやましか〜”の世界です。2月24日(金)の中日新聞の中日春秋に書かれていましたが、民間企業の52%の方が家族と一緒に夕食を取るに対し、公立の小中学校の先生は30%台という結果が載っていました。
少し驚きました。30%もいるのかと思ったからです。多分、これは女性の先生が必死に家に帰り、食事を作り一緒に食べてみえると思うのです。自分のことを思い出してみると、子供が保育園、小学校、中学校、高校と平日に一緒に食事した思い出は皆無です。気が付けば大人になっていたという感じです。妻に頭があがらないのもそこにあるのです。
土曜日が休みになり、本当に楽になりました。これで土曜の午後と日曜の午後がお休みとなったのです。
好きで入った世界と言え勤務時間など考えたなら大変な世界で、よく言われるのですが教員の子と警察の子は気をつけた方が良いと。分かる気がします。一緒にいないから当然だと思うのです。特に教師は自分の子供を生徒と一緒のように扱ってしまうことや、子供が息を抜けないところもあるから気をつけていかないと大変です。
さらに教える内容が増えてきて授業時数が足りないぞとなり、土曜日の授業などの声が出てこないか心配です。誰がやるんだ?と聞いてみたいです。全ては教育愛という言葉で片付けられるのが今のこの世界です。もう見直す時期にきているのではないでしょうか。残業時間が外に出ると驚く数字で、なり手さえいなくなると思うのです。プレミアムフライデー、宙を飛んでいきます。
追 伸
そうそう、部活だけが原因と思われがちですが、部活は好きでやってる先生も多いのです。こんな先生がいなくなると大変です。これも考えてやっていかないと、何から何まで右へならいは危険です。
※写真は2年前の管内大会です。こんな感動を生徒達は与えてくれるから先生方が時間を超越して頑張れるのではないでしょうか。