胸キュン、良かったね!
- 公開日
- 2017/03/21
- 更新日
- 2017/03/21
校長室から
涼子さんは昼放課に階段の一番上の所で読書が好きな生徒でした。ところが。そこへ貴一君がギターで作曲しに来てしまうのです。「ここは俺の場所だったんだよ」と。さらには境界線までひいて、「ではここまでは俺の席、君はここから向こう」と。
最初は邪魔にしていた涼子さんですが、少し少し、一つ年下の彼に引かれていくのです。ある日、彼がバンドの練習をしている教室の前を通ると、女生徒がキャーキャー言っているのです。これには少し嫉妬心です。
階段の所で彼が涼子さんに「彼いるの」と気軽に聞くのです。なんと涼子さん「うん、いるよ」と答えてしまうのです。貴一君、これにはショックを受けるのですが「そうか。俺も付き合ったこと無いことないからね」と背伸び言葉で対応するのです。
それから、二人は気まずくなり、涼子さんも階段場所にいかなくなりました。そして何日かして国語の授業中でした。教科担任の先生が教科書出さずにぼんやりしている涼子さんに「おい、教科書ぐらい出せよ」と優しく言われるのです。涼子さん「すみません」と急いで教科書を出そうとしたのです。その時、机の中には彼が作曲で使っていたノートがあり、「君に会うためにあの場へ・・、そして待ってる」などと書いてあったのです。
涼子さん、授業を抜け出して、階段の場所にダッシュです。そこには彼が待っており、そこで正直に今の気持ちを伝えるのです。最初に彼が描いた仕切り線を越して・・・。めでたし、めでたし・・・。
ところで、この投稿の原文、テレビ局だいぶいじっていませんか?教育現場から言わせてもらえば、ひとつ、2年生が3年生の教室に入ることはまずありえません。ましてや彼女の席がどこにあるかなどわかるものではありません。二つ、授業中、抜け出したなら先生が「なんだ?」と思い、後を追いかけてくるはずです。これは責任でもあるのです。三つ目は階段の最上級は多分、どこの学校も侵入禁止にしていると思うのですが・・・。
テレビ局が番組受けするように作らなければもっと純粋な物語ができるのに・・・と思い、それでも必死に観ていました。 (おぃおぃ)