学校日記

お世話になりました

公開日
2017/03/31
更新日
2017/03/31

校長室から

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校庭の桜も咲き始めました。入学式には満開となるのでしょうか。2月中旬頃に、脱履の前で1年生がキャンプのファイヤートワリングの練習をしているのを見ました。あの生徒達が活躍する姿を見ることもなく、この学校を去るのかと思うと淋しくなりました。

4年前、藤里小学校の卒業生と一緒にこの宮田中に赴任しました。本校2回目の着任でした。石原校長先生を中心にみなさんが必死に頑張ってみえ、これから宮中が上がっていくという時に引き継いだように思います。
グランドや体育館を見て回るのが大好きでした。生徒達の夢を追いかける姿はいつの時代でも感動します。そして、そこへ生徒以上に夢を追いかける先生方が本校に集まってきてくれたのも幸せでした。

研究も委嘱され、当時、藤里小学校より一緒だった早川先生が参謀となって頑張ってくれました。“難しいことは続かない、本当に成果あることをやろう”とみんなで頑張り、小中連携の上での宮中スタイルを確立しました。あらためて思ったのは「積極的な生徒指導とは勉強が分かる子を育てる」ということです。その点で両小学校には心より感謝しています。

「打って出よ!」宮中の低い評価に不満があったのです。『これでは母校愛が持てないだろうと』思わず朝会で話したこの一言に生徒は反応してくれました。えっさっさを体育大会の中心にもってきて、これぞ宮中となり、部活動も駅伝を中心に成果を上げ始め、学習でも、他校を追い越せ、追い抜けの意識が出てきました。生徒達のパワーに驚くばかりです。

生徒諸君、これからも宮中我が誇りと言ってくれますか。終業式で話した通り、宮中の生徒は心の優しい子の集まりです。様々な家庭の子がいます。決して批判したり攻めたりすることなく、優しい言葉で互いに励まし合って、頑張って下さい。

卒業生の皆様、いつまでも宮中をよろしくお願いします。卒業生の活躍は本校の誉れです。反対に悲しいことは、本校も悲しいです。宮中の卒業生としての自覚をもってさらに活躍して頂けることを期待しています。

保護者の皆様、地域の皆様、いままでご協力、ご声援ありがとうございました。信頼されているということを常に感じていました。ホームページがあって良かったなと感じています。

そして今まで係わって頂いた先輩の先生方、他校の先生方、ここまで自分なりに成長できたと思うのは、先輩や同僚の先生方のおかげです。常に勉強でした。ありがとうございました。

そして宮中の先生方、今日もグランド、体育館で張り切って指導されています。いつも笑顔でどんなことも受け入れて頂きありがとうございました。私の誇れる、頼れる集団でした。この場を借りてお礼言わせて頂きます。ありがとうございました。

最後になりますが、皆さんのご健勝、ご健康、遠くから祈っています。
     若き命は火と燃えて、宮田中学校、我が誇り

    平成29年3月31日 
宮田中学校長 飯 沼 元 康