学校日記

自信をもって自分を大切にして、一歩ずつ一歩ずつ

公開日
2017/05/07
更新日
2017/05/07

その他

 朝日新聞経済欄にこの連休中「仰げば尊し」コラムというが4回連載されました。内容を要約すると、中学校時代、家庭環境に恵まれず不登校に陥って14歳で母に家を出された久田さんが、28歳で起業し、42歳で年商10億円従業員150人を抱えるソフトウェア−の検証企業に育てるまでの話でした。
 自分は、「不登校」「不遇な家庭環境」との言葉に導かれ、毎日読んでしまいました。
このコラムを読んで、改めて思ったことがあります。
 今、学校に十分に出席できていない生徒の皆さん、また、中学校に行けなかったみなさん、将来を悲観しないでください、自分がその気になれば、そして好きなことや得意な才能が見つかれば、必ず道は開けて行きます。なぜならば、貴方たちは、何も考えず順風満帆で進んで行った人より、必ず気遣いができる人だからです。
 先生方、そして、我が子が学校に登校できず悩んでみえる親御さん方、学校へ行けない生徒の主張や行動は手がかかり、ときとしてわがままに思えるかもしれません。今回の連載でも、主人公の久田さんが、何十年の時を経て、中学校時代何も思わなかった担任や生徒指導の先生に感謝できる場面が出てきています。結果は直ぐに出ないことの方が多いと思います。根気強く、愛情をもってはたらきかけをしていってあげてください。必ず本人っての望ましい道への一助になるはずです。(教頭)
 ※ 挿絵は上手く中学校に通えなかった生徒が描いてくれました。