【連載8 学校経営方針】児童同士の人間関係を築く力をどう高めるか。
- 公開日
- 2020/04/30
- 更新日
- 2020/04/30
校長メッセージ
今回は、本年度の実践課題2として、「児童同士の人間関係を築く力」をどのように高めていくのかについて、お話しします。
子どもたちが他者と協働しようとする意思を持つためには、「個」の確立が必要です。自分にはよさがある。自分には強みがある。自分には得意なことがある。こうした自己肯定感が「個」を確立するための土台になります。
私たち教師は、目の前の子のよさを知ろうと努めることが必要です。そして、そのよさが発揮される場面を見逃すことがないように、子どもを見つめていなければなりません。そして、そのときはしっかりと褒めたいと思います。
こうした教師の児童理解の深まりが、児童同士の人間関係を築く力の向上につながっていくものと考えます。自分を大切にできる子を育てることは、他者も大切にできる子を育てることにつながっていくと思います。