学校日記

【連載2−8】人権感覚を高める

公開日
2020/08/26
更新日
2020/08/26

校長メッセージ

 もう一つ、見逃してはならないことは、現在のいじめの定義の中に、「故意」という動機は含まれないことです。無意識に無自覚に発した言動によって、相手が「苦痛」を感じている。この「無意識」「無自覚」から生まれているいじめ。だからこそ、誰もが当事者になり得る問題であり、自分事として皆が協働して考えなければならない問題だと言えます。

 いじめ問題に向き合うと言うことは、私たち一人一人の人権感覚を問うていく取組と同じ事が言えると考えます。子どもばかりでなく、教師も同様です。子どもは、教師の温かな言葉掛けから、他者へのかかわり方を学んでいます。このことを自覚し、教師は言葉を選びたいと思います。

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