学校日記

【連載3−5】「学校における働き方改革」の目的

公開日
2020/11/09
更新日
2020/11/09

校長メッセージ

 長時間労働は教師の学びを減らします。ある統計によると、資格が必要な専門職の中で読書する時間が一番少ない職種は教師である、と言われています。毎日、夜遅くまで職員室で残業をしていれば、本を読む時間など考えられないのが現実だろうと思います。

 子どもはどんな先生が好きなのでしょうか。私の恩師は、放課時間、よく遊んでくれました。このほか、教師が子どもの信頼を得るためには、授業を充実させたり、子どもの話をよく聞いたりするなど、いろいろな方法があります。本を読み、旅に出て、人と会い、視野を広めたりすることも、先生の魅力をより高めることにつながるのではないでしょうか。また、リフレッシュは心を一新させます。

 教師自身が自分の時間を持ち、自分に向き合う時間をもつこと。そして、広い視野をもって、子どもを見つめる目を持った教師になるために、「働き方改革」を進めることが重要であると考えます。