学校日記

【連載3−8完】 「学校における働き方改革」はなぜ必要か。

公開日
2020/11/12
更新日
2020/11/12

校長メッセージ

 本連載の最終回として、校長として願う学校の職場環境について述べます。

 中日新聞平成29年1月8日版の「ニュースを問う」に、三浦耕喜記者の『「わけあり人材」を生かせ 社会全体で長時間労働撲滅を』というタイトル記事があります。著作権の関係で記事そのものを掲載することはできませんが、『介護、子育て、病気など、いろいろな「わけ」があっても、それだからこそ、あなたにしかできない仕事がある。あなたにしか出せない知恵がある。「わけ」のない人間がどこにいるというのか。・・・』という記事内容に大きく共感するところがあります。
 
 だれもが「わけ」をそれぞれもっている。わけを人に見せられず、“わけのない人材”しか働けない学校では、未来を生きる子どもたちを育てられない。また、多様性をもった組織こそ、持続可能で、かつ、強い。職員それぞれの“強み”と“弱み”を寄せ合わせ、子どもの成長を図れる学校にしていきたい。だからこそ、働き方改革は必要なんだと考えます。

(連載記事3 シリーズ「学校における働き方改革をそのように進めるか」をお読みいただき、ありがとうございました。本連載はこれで完結とします。連載記事は、画面左のカテゴリ「校長メッセージ」をクリックしていただくと、連続して閲覧することができます)