子どもは、親のする通りに行うものです
- 公開日
- 2016/10/26
- 更新日
- 2016/10/26
学校生活
「ことばの教室だより」に書かれていた、土井ホーム代表・土井高徳氏のことばからです。
最初に出会う、親密な特定の大人つまり親の行動は、子どもの自己形成に大きな影響を与えます。『こうあってほしい』と子どもに思うのなら、親はまず自分でそれをして見せる。そして、その意味をことばで説明して、子どもに同じことをしてみせる。それができたら、誉めてあげる。どの部分を省略しても、子どもの身につくことはありません。『やってみて、言って聞かせて、させてみて、誉めてやる』
子どもが一番反発するのは『自分もやっていないくせに』という部分をしかられたときです。親がスマホをいじりながら『スマホを見てばかりじゃないの』等と子どもをしかるというのはその典型です。『お母さんだってスマホばかり見てるじゃない』『大人はいろいろ調べ物や連絡があるのよ』といっても納得する子はいません。
子どもは『小さな裁判官』なのです。学びは『真似び(まねび)』が語源であることもこれを示しています。