ワーキングメモリーを意識したお手伝い
- 公開日
- 2017/02/15
- 更新日
- 2017/02/15
学校生活
「ことばの教室だより」に書かれていた、NPOフトゥーロ・LD発達相談センター・安住ゆう子氏のことばからです。
「ワーキングメモリー」とは、いわれたことを瞬時に覚えておいたり、一度覚えたことを必要に応じて思い出したりすることです。
1『家の中のものをもってくる』
例えば「一番上の引き出しから、はさみとテープを持ってきて」のように、いわれたものを覚える練習を続けます。
2『複数のものを買ってくる』
行きなれたスーパーに出かけます。複数の品物をリクエストし、レジで待ちます。言われたことをくり返しつぶやいたり、頼まれた物を指で数えさせたりしながら練習します。
3『テレビの天気予報やニュースを伝えてもらう』
親が忙しいときに、代わりに見てもらい、伝えてもらう練習です。
4『エレベーターでボタンを押す』
マナーの一部ですが、後から人が乗ってきたら「何階ですか?」とたずね、人の役に立つ経験をさせたいものです。