福祉実践教室
- 公開日
- 2008/10/15
- 更新日
- 2008/10/15
学校行事
10月15日。福祉実践教室第1部は安藤正太郎氏の講演会。エルガー作曲「愛の挨拶(Salut d'amour)のバイオリン演奏で始まりました。「目が見えない私は、明るくても暗くても同じ世界に生きています。太陽がでていることを安藤は分かるのでしょうか。……明るさは分からないけれど、暑いから分かるのです。では、月が出ていることは分かるでしょうか。……これは、分かりません。最初は、目が見えないとはどういうことかお話をしました。」続けて、「星に願いを(when you wish upon a star)」と「小さな世界(it's a small world)」の名曲を演奏。「福祉って何?みんなが幸せに暮らせるようになることです。みんなの幸せが福祉。目が見えない人、歩けない人、そういう人たちが少しでも同じように過ごすために、どうしたらよいのか考えてほしいと思います。どう助けてあげたらよいのでしょうか。」「困っている人、どこか障がいがあるからではなく、障がいがなくてもお互いに助け合うことが福祉なのです。車いすの人をどのように助けてあげるか、それを学ぶのが福祉実践教室ですよ。」
児童代表は、「少し助けてあげれば、できることはたくさんある。優しい心をもって接していきたい。」とお礼の言葉を述べました。