学校日記

「秋の日はつるべ落とし」

公開日
2019/11/04
更新日
2019/11/04

その他

つるべというのは、井戸の水をくむために、縄などの先に付けて下ろす桶のことです。
秋の夕日は、井戸の中につるべを落とすように一気に沈んでしまうことを表した言葉になります。

夏至の頃と比べると、すでに日の入りは1時間以上も早くなっていて、
日が暮れるのはあっという間だな、と感じませんか?
そんな秋の夕暮れ時は、交通事故に十分注意をして下さい。

中央のグラフは,警察庁が調べた、時間帯別の死亡事故の発生件数を表したものです。
大体日没前後、午後5時台から7時台の時間帯が突出していることが分かります。
また、月別に見てみると、日没が日ごとに早くなるこれからの時期、
特に10月から12月にかけて、死亡事故は大幅に増加していることが分かります。

一番下に,注意が必要なポイントをまとめました。
まずはドライバーの方、夕暮れ時は、人の目が暗さの変化に慣れず、
運転する際に歩行者や自転車の発見が遅れがちです。
少しでも暗いなと感じたら、早めにライトを点灯するようにして下さい。
また、夕暮れ時は速度に対する感覚が鈍ったり、帰りを急いでスピードを出したりしがちですから、
速度を抑えて、慎重な運転を心掛けましょう。
また、歩行者も、白などの明るい色の服装を選んだり、反射材やライトを活用したりして、
ドライバーから見える工夫をすることが大切です。
夕暮れ時は事故が発生しやすくなりますから、十分気を付けるようにして下さい。