ねずドンのお話 5年
- 公開日
- 2008/12/04
- 更新日
- 2008/12/04
5年
12月4日(木)5時間目に森のインタープリターの先生方から「ねずドンのおはなし」という授業をうけました。森のネズミやリスたちがどんぐりなどの木の実を冬の食糧不足に向けて森のあちこちに隠す習性(貯食)を教えていただきました。子どもたちは2チームに別れ、ネズミの気持ちになってどんぐりを隠し、後で相手チームのどんぐりを探し出すというゲームをしました。自然界では忘れん坊のネズミがいて、そのまま忘れられたどんぐりが芽を出し、育っていくというお話を伺いました。森の動物たちが森林の成長や保存に一役かっていることを知りました。また、直径50cmのどんぐりの木は35000個のどんぐりを地面に落としますが、そのうち育つのは最終的には、たった1本だけ(親の木が日光をさぎってしまうので)ということも教えてもらいました。ネズミたちが貯食行動をとらなければ森は失われてしまうのですね。自然界のすばらしさをまた、感じることができました。
ベル先生、りき先生、まっちゃん先生には、「光の箱」に始まって「森人(もりんちゅう)の冒険」「遠足」や「秋見つけ」など自然のすばらしさを体験させていただきました。本当にありがとうございました。
(写真①)「50cmの太さのどんぐりの木は、約35000個のどんぐりを落とすんだよ。そのうち、ねずみによって運ばれたどんぐりの実から芽が出るのは100本ぐらいかなあ。隠したどんぐりをねずみが食べ忘れてしまうからさ。でも、野ウサギ等に食べられて大きく育つのは、たったの1本。」(写真②)「二つに割られたどんぐりは、リスの仕業。かじられているどんぐり、これがねずみの仕業なんだよ。」(写真③)……こっそり教えてもらった話は、写真④。「このユーロ通貨をじっくり見てください。描かれているのは、どんぐりの木。」(驚き!!)
どんぐりを持ち帰った5年は、土に植えてみてください。うまく発芽するかなあ。