11月23日は「勤労感謝の日」
- 公開日
- 2022/11/23
- 更新日
- 2022/11/23
今日は何の日
11月23日は、「勤労感謝の日」
「勤労感謝の日」とは、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」という趣旨で制定された国民の祝日です。
今年最後の祝日です。
「勤労感謝の日」は、新嘗祭(にいなめさい)という祭祀に由来します。
「新」:新穀という意味
「嘗」:奉る、舌の上にのせて味をためすという意味
「新嘗」はその年に収穫された新穀を神様に奉って恵に感謝し、口にすることを表しています。
新嘗祭の歴史は古く、『日本書記』には飛鳥時代に行ったという記述があります。
現在でも、新嘗祭は宮中をはじめ全国の神社で行われており、五穀豊穣を祈願する祈年祭と相対する重要な祭祀とされています。
とくに宮中では、天皇陛下が自らお育てになった新穀を奉るとともに、その新穀をお召し上がりになります。
新嘗祭は宮中恒例祭典の中の最も重要なものとされ、新天皇が即位の礼の後、初めて営まれる大規模な新嘗祭を大嘗祭(だいじょうさい)といいます。
新嘗祭が「勤労感謝の日」になったのは1948(昭和223)年で、戦後のGHQの占領政策により改められました。