運動場では…
- 公開日
- 2009/08/29
- 更新日
- 2009/08/29
地域情報
8月29日。夏休み最後の土曜日。運動場では、スポーツ少年団の子どもたちが元気に声を出し、汗を流しています。先日、子どもの体力向上啓発「標語」の文部科学大臣賞受賞作品等が発表されました。“体力は 未来にはばたく 力だよ”“スポーツで心と体 スイッチオン”…。日常生活の中で家族や仲間と運動・スポーツに親しみ体を動かすことの楽しさを味わい、体力づくりに心がけていたいものです。
昨日、市小中学校に勤務する教職員で江南市教育研究会研修会を開催しました。講師として俳人・エッセイスト夏井いつきさんを招聘し、「俳句を使ったコミュニケーションプログラム『句会ライブ』とは−俳句が育む心と言葉−」について講演をいただきました。大きな懐をもつ五音の季語(例えば“鰯雲”)と季語とは関係のない十二音(=俳句の種)で俳句ができる。つぶやいたことがすべて俳句となっていく、脳みそを使わなくてもできる文学だと夏井さんは言います。また、俳句は作者のいうことが正解ではなく、読み手が広げ豊かにするものだとも。『句会ライブ』では、俳句を通じて自分の体験や内側にあるものを引き出し、生き生きと語れるようになっていきます。…表現する喜びを古北っ子が体感できるように、教師としての感性を磨いていかねばなりません。