学校日記

3学期始業式

公開日
2010/01/07
更新日
2010/01/07

学校行事

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1月7日。「芹薺五形はこべら仏の座 菘すずしろこれぞ七草」これら七つの草の根や芽を粥に入れて食べることで、日本人は、草にこもる生命力を心身に蓄えようとしてきました。七草粥を食べて無病息災を祈るというのは、日本らしい行事のひとつですね。2年生の廊下で“春の七草”を紹介しています。

始業式での話より……
「おはようございます。」こうして、皆さんと元気にあいさつのできることをうれしく思います。2010年1月1日の学校は、雪景色でした。とても静かな1年の始まりでした。
さて、この写真の人は誰でしょう。浅田真央選手19歳です。カナダ・バンクーバー五輪フィギュアスケート女子に初めて出場することが決定しました。トリプル アクセル(3回転半ジャンプ)が思うように跳べなくて悔しい想いをしていた彼女は、12月に行われたフィギュアスケート全日本選手権で1位となり、五輪切符を手にしたのです。彼女が「金メダルを取りたい」と思ったのは7歳の時だそうです。頑張ってほしいものです。そこで、今朝のお話は、「夢」についてです。
「ぼくは、ロケットの、 操縦士になりたい。わけは宇宙のいろいろのことが分かるから。」誰が書いたのでしょう。…そうです、宇宙飛行士の野口聡一さん44歳です。野口さんは、国際宇宙ステーションで約5ヶ月滞在するため、12月、ロシアの宇宙船ソユーズで宇宙に向かいました。今は、実験棟「きぼう」で科学実験や医学実験を行っています。この作文は、小学校1年生のときに書かれたものです。昨日の新聞記事によると、「きぼうの中で和の心を忘れずに夢を追いたい」と野口さんは今年の抱負を語ったそうです。
そして、もう一人。昨年度2学期始業式でも紹介した石黒由美子さん26歳です。彼女は、シンクロナイズスイミングで北京五輪に出場しました。小学校2年生のとき、交通事故に遭い、顔を540針縫い、脳挫傷による記憶喪失で事故より前の記憶がないのです。その彼女がシンクロを始めたのは、この交通事故がきっかけだったそうです。…先日、彼女が、幼稚園の頃から続けているものがあることを新聞で知りました。それは、「夢ノート」です。今やりたいこと、もう少し先にやりたいこと、将来やりたいことを書き込んでいくのだそうです。「思っていることを書くことで、ぼやけていたことでも、何をやりたいのか見えてくる」と…。彼女は、また、次のようなことも言っています。「夢は意外に身近なところにあります。好きなことがあれば、いろんなことをやればいい。自分の周りでわくわく、ドキドキすることを追究していくと、夢が見えてきますよ」
さあ、3学期が始まります。それぞれの学年の締めくくりの3ヶ月でもあります。 わくわくすること、ドキドキすることをいっぱいやってみましょう。皆さん、「夢」探しをしてください。

「1年生の皆さんは、どんな夢?」教室に戻った1年生は、さっそく「ぼくのゆめ」「わたしのゆめ」を書いてみることにしました。保護者の皆様も、ぜひ「夢」探しの話を聞いてあげてください。