2015.3.26 子どもを伸ばす魔法の言葉
- 公開日
- 2015/03/26
- 更新日
- 2015/03/26
校長室から
愛知県教育振興会が発行している4月号の「子とともに ゆう&ゆう」の特集は「子どもを伸ばす魔法の言葉」でした。
子どものやる気が高まり、成長するきっかけとなる「魔法の言葉」を、どんな言葉で、どのタイミング届ければ心へ響くのか、が書かれていました。
中でも「『魔法の言葉』になる瞬間」というコーナーには、具体的に、子ども達が「励まされてうれしかった時」について語っています。また、保護者からの一例も掲載されていました。以下にその一部を紹介します。
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・お父さんに怒られた時、お母さんから「今度は気をつけようね」と声をかけてもらった。(小5)
・勉強でやる気が出ない時に、お母さんから、「あなたならやればできるから」と言われた。(小3)
・悩みがある時に、お母さんから「悩んでいたら相談してね!」と声をかけてもらった。(小5)
・悲しい時に、母親から「これだけは忘れないで。いつもママはあなたの味方だからね」と言われてうれしかった。(小3)
・サッカーの試合で失敗したらどうしようと考えていたら、お母さんとお父さんから「失敗してもいいから全力でやれ」と言ってくれて、安心できた。(小5)
・いつもご飯を食べるのが遅いけど、早く食べられた時「やればできるじゃん」と言ってもらえた。(小3)
・漢字テストが返ってきた時、「きれいな文字で書けているね」と言ったら、点数ではなく、字がきれいなことを褒められてうれしそうにしていました。(小3保護者)
・いつもやってくれている手伝いを終えたあと、「ありがとう、いつも助けてくれて」と言ったら「うん!」と笑顔を見せてくれました。それからは気づいたこともやってくれたり、何かうれしいことがあった時に言葉にしてくれたりするようになりました。(小3保護者)
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何気ない言葉でも、その子にとって、「魔法の言葉」になっているのが分かります。
新年度の子ども達はやる気に満ちあふれています。ぜひ、そんな気持ちを後押しできるよう、私たち大人が、励ましの「魔法の言葉」をかけられるといいですね。