学校日記

修学旅行【1日目】54

公開日
2015/06/02
更新日
2015/06/02

6年

「三十三間堂」の正式名は、「蓮華王院」と言い、その本堂が通称「三十三間堂」と言われています。
これは、東面して、南北(120m)にのびるお堂内陣の柱間が「33」もあるという建築的な特徴によります。「三十三」という数は、観音菩薩の変化身三十三身にもとづく数を表しています。

お堂は、地震などから守るために、波に揺れて浮ぶ筏のように“揺れ動く”建築としての「免震工法」が施こされているとこのことで、先人の知恵が結集された建物です。

お堂中央には、左右計1000体の等身観音立像に囲まれ、安置されているのが「中尊(ちゅうそん」」と呼ばれる坐像で、広々とした空間の巨像は、像高が3メートル余もあり、檜材の寄木造りで全体に漆箔が施された、千手観音坐像と言われています。
そして、前後10列の階段状の壇上に整然と並ぶ等身大の1000体の観音立像は圧巻なものがあります。それぞれの像は、頭上に「11」の顔をつけ、両脇に40手をもち、中尊同様の造像法で作られています。

蓮華王院三十三間堂HPより

子ども達の「すごーい!!」の声は、その驚きを純粋に表現しているひとことですね。