春紫苑 (はるじおん)(春女苑 (はるじょおん))
- 公開日
- 2018/04/21
- 更新日
- 2018/04/21
校庭の自然
古北小の理科室の南側にいっぱい咲いています。
■ 菊(きく)科 ・学名 Erigeron philadelphicus
・Erigeron : ムカシヨモギ属
・philadelphicus : 北米フィラデルフィアの
Erigeron(エリゲロン)は,ギリシャ語の「eri(早い)+ geron(老人)」が語源で,早く咲き(春の花),白い軟毛で覆われた花、という意味。
・開花時期は, 4/ 1 〜 5/末頃。
・北アメリカ原産の帰化植物。
■名前の由来
・”春に咲く「紫苑(しおん)」”から,「春紫苑(はるじおん)」と呼ぶようになった。
・花は姫女苑(ひめじょおん)そっくり。
■ハルジオン【春紫苑】とヒメジョオン【姫女苑】見分け方。
【春紫苑】
・花期が1ヶ月ほど早い。(4〜5月頃),つぼみは下向きにちょっと垂れる。
・白い花の部分はやわらかめ。葉っぱは茎を抱くような形で伸びている。
・茎は中が空洞。
【姫女苑】
・花期は夏(6月以降)。
・つぼみは上向きのことが多い。白い花の部分はピーンと張っている。
・葉っぱは茎からストレートに伸びている。
・茎には髄(ずい)という部分が詰まっている。
■いざ,対面してみると・・・
・花びらが,糸のように細くて,ピンクがかっているのがハルジオン。
・花びらが,多少幅広くて白っぽいのが,ヒメジョオン。