凌霄花 (のうぜんかずら)
- 公開日
- 2018/07/14
- 更新日
- 2018/07/14
校庭の自然
ノウゼンカズラ
公民館門の近くにあります。垣根の中にも花が咲いていますね。
■凌霄花(のうぜんかずら)科
■学名
Campsis grandiflora(凌霄花)
Campsis radicans(アメリカ凌霄花)
Campsis : ノウゼンカズラ属
grandiflora : 大きい花のradicans : 根を生ずる
Campsis(カンプシス)は、ギリシャ語の「Kampsis(湾曲、曲がっている)」が語源。
おしべの形が曲がっているところから。
■開花時期: 6/25 〜 9/15頃。
■原産国
中国。古くから薬として使われていた。日本には平安時代の9世紀頃に渡来。
■特徴
オレンジ色の派手な花。つるでどんどん伸びていく。いろいろからみつく。とても寿命の長い木で、豊臣秀吉が朝鮮半島から持ち帰ったといわれるものが金沢市にまだ健在らしい。(樹齢400年以上・・・)
■古名
「のせう」が変化して「のうぜん」になったとも、「凌霄」の音読みの”りょうしょう”が変じて「のしょう」になったともいわれる。「凌霄花」は漢名からで、「凌」は”しのぐ”、
「霄」は”そら”の意味で、つるが木にまといつき天空を凌ぐほど高く登るところから、この名がついた。茎、花が甘いらしく、よく蟻(あり)がうろうろしている。