ゲストティーチャーから学ぶ
- 公開日
- 2018/10/29
- 更新日
- 2018/10/29
その他
今日は,「学校でまなびたい歴史」の著者で,「齋藤武男」先生に講師としてお越しいただき。「伊能忠敬と日本地図」という授業をしていただきました。
初めて対面する講師に,やや緊張感が漂うも,徐々にそんな張り詰めた雰囲気はなくなり,引き込まれるようにして指導に耳を傾けていました。
■授業の内容は・・・
・日本で初めて実測日本地図を作った人
・55歳までの第一の人生では・・・
伊能家の家業を盛り返し財をなす
家族を幸せにする
名主(リーダー)として村のために尽くす
・第二の人生・・・「地球の大きさを知りたい」
経度1度を測る
できるだけ長い距離で計測する必要があり幕府の許可が必要
幕府の許可の条件は蝦夷地まで測量して正確な地図を作れ
・幕府が蝦夷地までの地図を必要とした歴史的背景について
・江戸時代の測量の方法はとても大変でした
・現在のお金にして1億円必要だったが自分で出した
・地球の大きさの実測値は39600Km,(現在赤道付近で40074 km)とても正確だった
・幕府は日本全体の正確な地図を作れと命令した
・幕府が日本の地図を必要とした歴史的背景について
・伊能大図(大日本沿岸與地図)畳大214枚の大きさ
■今日は中図のレプリカを見せていただきました。虫眼鏡で見ても細かな図で驚きました。
本校では,多くの学年で,こうしたゲストティーチャー(外部講師)を度々招聘して授業をしていただきます。私たち教員も勉強になります。
今日は,子ども達とともに,教師もしっかり学ばせていただいたひとときでした。