【校長日記】 三校連携
- 公開日
- 2015/04/22
- 更新日
- 2015/04/22
校長日記
月曜日に、三校会がありました。
布袋小学校・布袋北小学校と布袋中学校による会です。
行事の日程の調整など、以前から行われてきました。
しかし、これからはもっと重要な会になっていきます。
9年間の子どもの育ちをイメージを共通理解するためです。
その手始めとして、学習のルールを統一しようとしています。
例えば、交通ルールが都道府県ごとに違っていたら?
混乱します。慣れるまでは大変ですね。
実は小1プロブレムや中1ギャップと言われている問題の原因には、システムの違いに適応できないことが大きな理由なのです。
システムをできるだけそろえることで、適応しやすくなるのです。
小中連携は、指導する私たちにも大切です。
小学校の教師は、中学生になって生きる力は何なのかを知る必要があります。中学校を卒業するときのイメージを抱きながら、今必要なことに力を注ぐのです。
また、中学校の教師は、小学校までで何を学習し、何を知らないのかを知っている必要があります。簡単な復習で済ませればよいものに時間をかけるたり、必要なことを教えなかったではいけません。
そこで教師同士が互いに訪問して授業を参観したり、いっしょに研修をしたりすることが有効なのです
また、子ども同士も同様です。陸上練習やクラブ活動で、中学校の人に教えてもらい、顔なじみになれば、中学校へ進学したときの安心感は増すことでしょう。
今後も、三校はいろいろ連携を進めていきます。
その様子は、このホームページでお知らせします。