【校長日記】 花を咲かせる
- 公開日
- 2015/04/23
- 更新日
- 2015/04/23
校長日記
今日から、曼陀羅寺で江南ふじまつりが始まりました。
写真は、朝、5時40分頃の曼陀羅寺の様子です。
例年より開花が早く、最も早咲きの白カピタンはすでに盛りを過ぎ、次に早咲きの紫カピタン(写真中)が満開を迎えています。
写真下が長崎一歳という藤で、六部咲ぐらいです。
この後も順に咲き、最も遅咲きの九尺藤は5月のゴールデンウィークに見頃を迎えます。
曼陀羅寺の藤の特徴は、種類が多い(12種類)ので、比較的長い日数を楽しむことができることです。
ボタンもすでに見頃を迎えています。
以前、五条川の桜を植えた大口の社本氏の話を書きました。
この曼陀羅寺も同様に、誰かが植え始めたのです。
それは、私の聞いたところでは、昭和28年につくられた曼陀羅寺奉賛会の森氏が、藤を境内に植樹したそうです。
曼陀羅寺を藤の名所にしたいという思いからだったのでしょう。
昭和33年には藤棚が出来、昭和41年に第1回藤まつりが始まりました。今年が、記念すべき第50回めなのです。
一時期、花房が小さくなり、平成18年度から平成20年度までの3年間、あしかがフラワーパーク園長 塚本こなみ氏のご指導により、通路の改造や植え替え、土壌改良などを行い、その成果が年々表れてきています。
「花を咲かせる」と簡単に言いますが、そこには、植えた人の思い、守ってきた人の思い、改善した人の思いなど、多くの人の思いの結晶なのです。
どうぞ、曼陀羅寺にお出かけいただき、その思いをお酌み取りください。
私のブログ「あなたも社楽人」では、期間中、毎朝、藤の様子を撮影してお知らせします。(雨天は中止ですが・・・)
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