【校長日記】 自然か人間関係か
- 公開日
- 2015/06/03
- 更新日
- 2015/06/03
校長日記
昨日の校長日記で、野外学習の法的根拠を述べました。
最後には、学習指導要領の「遠足・集団宿泊的行事」の説明を紹介しました。
次の2点です。
「平素と異なる生活環境にあって、見聞を広め、自然や文化などに親しむとともに」
「人間関係などの集団生活の在り方や公衆道徳などの望ましい体験を積む」
今回の美浜の例で言うと、「自然」か「人間関係」なのです。
今回の学年スローガンが、「見つめよう自然のよさ、広げよう友情の輪!」というのは、筋が通っているといえるのです。
今日のポイントは、午後1時から、「ハイキング」か「レクリエーション」かという選択です。
午前中の雨で、足下が悪くなっているのでレクリエーションを選びましたが、実際に見に行くと、行けないことはないという程度です。
選択のポイントは、「自然」か「人間関係」かなのです。
今回の目的を達成するためには、どちらを選択するのがよいかということです。
結論から言えば、子供たちの実態をよく知る学年主任の考えで「人間関係」を選択しました。
その結果は、すでにお知らせしたとおり、レクリエーションの中で、子供たちが仲間を胴上げするほど、集団としてのまとまりを見せてくれました。
その勢いは、キャンプファイヤーにも受け継がれ、内容以上に温かみのある声かけが飛び交った時間となりました。
すばらしい集団が育ちつつあることを実感しています。