【校長日記】 18歳から選挙権 −1−
- 公開日
- 2015/06/19
- 更新日
- 2015/06/19
校長日記
改正公職選挙法が成立しました。
18歳から選挙権が付与されるという制度です。
子どもたちにも直接関係のある大きな事件です。
今朝の、日本経済新聞、中日(東京)新聞の社説で、主な新聞の社説が出そろいました。
6月17日
毎日新聞
18歳選挙権 若者こそ政治に参加を
6月18日
朝日新聞
18歳選挙権 政治が変わらなければ
読売新聞
18歳選挙権 若者の政治参加を促進したい
産経新聞
18歳選挙権 若者が国を考える契機に
6月19日
日本経済新聞
18歳投票を日本の政治変える突破口に
中日(東京)新聞
18歳選挙権 良質な主権者教育を
主な新聞と書きましたが、全国紙5紙と中日新聞を取り上げています。
中日新聞は、地方紙といえども、傘下の東京新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井を加えると3位の毎日新聞に発行部数で迫ります。
さらに、北海道新聞、西日本新聞とブロック紙3社連合を組み、それらを合わせると、読売新聞、朝日新聞に次ぐ力を持っているのでは?と私は考えています。
新聞の社説には、「1本もの」「2本もの」があります。1日に1つのテーマだけで長く書くか、2つのテーマに分けて書くかの違いです。
重要なテーマは「1本もの」で書きますが、今回は、毎日新聞だけが1本ものでした。
このテーマを読み比べるだけでも、それぞれの個性が表れています。
あくまで私の感想ですが・・・。
朝日新聞は、年齢を変えても「政治が変わらなければ」だめだと、政治に目を向けています。
毎日新聞は、若者が政治に参加する意義を説明しています。
読売新聞は、若者が政治に参加するようなシステムを作ろうといっています。
産経新聞は、「国」を考えることに主眼を置いています。
日本経済新聞は、「世代間の負担のあり方など国の将来を考えるきっかけにしたい」という経済目線です。
中日新聞は、教育を問題にしています。
今日の段階では、どの社説もネット上で読むことができます。
ぜひ複数の社説をお読みいただければ幸いです。
画像出典は
日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO88259750Z10C15A6EA1000/
中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2015061902000106.html