【校長日記】 第3回教師力アップセミナー
- 公開日
- 2015/07/05
- 更新日
- 2015/07/05
校長日記
昨日は、第3回教師力アップセミナー を大口中学校で開催しました。
教師力アップセミナーとは、日本の一流の講師を招いて話を聴こうというもので、参加者が会費を出し合って運営費に充てています。
すなわち、休日に、自腹を切って学び合う会なのです。
こうした教員の自主研修のシステムは、日本にしかないと聞いたことがあります。
その真偽はわかりませんが、それだけ努力している人が多いということでしょう。
今回も、県内各地はもとより、遠くは東京や神奈川から多くの人が集まりました。
今回の講師は、山口県下関市の授業名人、福山憲市先生 です。
今回は、私が担当なので、事前の連絡から諸準備、当日の司会を行いました。
テーマは、「20代からの教師修行 出会いと挑戦」
まさに、テーマ通りのお話でした。
詳細は、後日、会のHPにアップしますが、その一部を紹介します。
「初心には3つある。その3つを言えるか?」から始まったのが中央の写真です。
そこに書かれているように、若い頃の未熟な初心、歳と共に積み重ねていくその時々の初心、老後でも巡り会う初めてのことに対する初心。
まさに、生涯学習の神髄を言い表した言葉です。
下の写真は、昨日の話のエッセンスをまとめたものです。
イラストは、福山先生のオリジナルキャラクター。
毎日3冊の本を読み、毎日全員の子どもの様子を1人3行書き、2mもの自主学習帳に目を通し、保護者の手紙にはそれ以上の文章量の返事を書き、囲碁・将棋を楽しみ、土日には全国に講演に出かけて仲間と交流するエネルギー。
特別支援学級の児童に、1週間で学ぶ姿勢を植え付ける指導力、
まさに超人です。
これからも、そのエッセンスを学んでいけたらと思います。