探ってみよう!布袋の歴史 −1−
- 公開日
- 2015/07/09
- 更新日
- 2019/03/28
布袋の歴史
布袋は歴史のある町です。
生駒氏の頃だけでなく、明治・大正期にもおおいに賑わいを見せていました。
その中心が、上の地図です。
現在の布袋町北13番地、江南待機宿舎の所に、丹羽郡役所(写真中)、布袋警察署(写真下)があったのです。
写真は、『布袋町大観』より引用しました。
写真上の地図は、『江南市史 本文編』P586にあるもので、故 岩田泰平氏が作成したものです。
聖寿院には、明治23年に地方裁判所が置かれていました。
また、現在八千代さんのあたりには、税務署が、その向かいには郵便局がありました。
まさに、丹羽郡の霞ヶ関であると言えます。
川庄旅館は、富山の薬売りの定宿だったと聞いています。
また、丸さ呉服店は、村瀬一族の総本家で、このあたりの地主であったようです。
乾町には、官公庁街らしく印刷屋、事務用品店があり、玉突、呑屋もありまいた。
古き良き時代が偲ばれます。
この図を頭に思い浮かべながら実際に歩いてみましょう。