【校長日記】 こどもの才能は素質と思考の脳科学で伸びる−5−
- 公開日
- 2015/07/16
- 更新日
- 2015/07/16
校長日記
日本大学名誉教授・医学博士の林 成之先生の講演、こどもの才能は素質と思考の脳科学で伸びる
〜教育の難題に脳科学が答える〜の一部を紹介します。
判断力を高め、不登校のこどもを育てない
脳科学から、不登校をどう防ぐのでしょうか。
林先生は、次の5つを説明されました。説明は難しいので、結論だけ並べます。
○ 同じ遊び・学習をくり返す!
○ 気持ちを込める習慣と会話!
○ 引き算思考 → 足し算思考
○ 自分でヤッテやる気持ち
○ なるほど!そうだね!おもしろい!
「気持ちを込める」というのは、私が朝礼で「ポカポカ」といっているものと同じです。温かい人間関係です。
また、最後の「なるほど!そうだね!おもしろい!」は「ワクワク」で、知的好奇心を共有しています。
最初の、「同じ遊び・学習をくり返す!」は、先生は何度も言われました。また、後日紹介します。
同じ布団で寝て、同じ時間に起きて、同じ本を読んで、同じ遊びをして・・・、これらがとても脳には大切なのだそうです。
足し算思考は、プラス思考ということでしょう。これはよくわかります。
そして、「自分でヤッテやる」。これは、その気にさせること、そして成功体験させることを指していると思います。
こうしたことを積み重ねれば不登校にはならないと、脳科学で説明できるのです。