学校日記

【校長日記】 中部日本吹奏楽コンクール愛知県大会

公開日
2015/08/02
更新日
2015/08/02

校長日記

昨日は、中部日本吹奏楽コンクール愛知県大会 でした。

吹奏楽コンクールには、中日と朝日があります。
中日は中部日本が本大会で、朝日は全国大会まであります。

すなわち、中日はメジャーでない方です。
もともと、腕自慢の学校しか申し込まないということもあります。

昨日は、各地区から勝ち上がった、小編成10校、大編成12校が演奏しました。

私も、1日、全22校の演奏、44曲を聴きました。
昨日に続き、集中して聴き続けるのは、幸せですが、たいへんでもあります。


私の感想です。

小編成を中心に・・・
・ みんな上手で音はきれい。その中でさらにひときわ光るには、作戦が必要。主役を引き立つように次々と変えたりして色彩感を出したり、少人数のアンサンブルで個人技を聞かせたりと、聴き手を飽きさせない意図がほしい。

・ 小編成のメリットを生かした選曲が必要。特に、今言ったアンサンブルの妙を聴かせたい。

・ 実力派ほとんど変わらないので、評価が分かれた。プロ審査員でも、視点の違いで順位が分かれた。より広く支持された学校が上に進む。



大編成を中心に・・・
・ 低音を厚くすると響きが大きく変わる。上位には、低音を厚くした学校が並んだ。

・ 大編成は、小編成よりは分かりやすい。抜ける4校は私の予想と一致した。

・ ただ、金銀の差は微妙。金賞は42点まで。41.5点から銀賞。この0.5点の中5校いた。本当に差のない演奏だった。
だとしたら、演奏順も左右する。それは運。


・ 大編成は、表現力が多彩になる。そうした特徴の出せる選曲が大切となる。また、それをダイナミックに聴かせる曲作りがポイントを分ける。

共通して・・・
・ フルートやサックス、オーボエ、トランペットなど、ソロはビブラートをかけて歌うのが当たり前。クラリネットでもかけている子がいた。

・ 県大会は、打楽器を層入れ替えなので、運搬やセッティングが大変である。駐車場もいっぱいである。

・ 西尾張地区から出場校はなかったが、ぜひ県大会レベルの演奏を聴いてほしい。何が違うのか、感じてほしい。

10月11日の本大会に進むのは、小編成は岡崎市立岩津中学校、名古屋市立平針中学校、日進市立日進北中学校

大編成は、名古屋市立神丘中学校、豊川市立南部中学校、名古屋市立汐路中学校、東郷町立東郷中学校でした。

愛知の代表として、頑張ってください。