伊勢神宮
- 公開日
- 2017/08/29
- 更新日
- 2017/08/30
社会科お役立ち情報
夏休み中は、社会科に関係のある雑学を紹介しています。
日本の首相が靖国神社を参拝すると、近隣諸国との摩擦が起きますが、伊勢神宮参拝については何もありません。
なぜでしょうか?
伊勢神宮は古くからお伊勢さまの愛称で日本国民に愛されている神宮です。
ほかの神宮・神社と区別するために「伊勢神宮」といっていますが、これは俗称で正式には「神宮」 のみです。
発祥は、神宮ホームページを見ると、垂仁天皇26年とあり、日本書紀にも記述が見られます。
伊勢神宮HP http://www.isejingu.or.jp/
西暦にすると、紀元前4年。まさにキリストが誕生したといわれている年です。
もちろん日本最古級の神宮で、全国にある神宮・神社のルーツともいわれています。
明治から戦前までの国家神道における近代社格制度でも別格、すなわち頂点の神社として位置付けられました。
ご存じのように、伊勢神宮は「内宮(ないくう)」と「外宮(げくう)」の2つに分かれていおり、内宮は「天照大御神」を、外宮は「豊受大御神=衣食住の神)」を祀っています。
お参りは外宮から行い、次に内宮を参拝するのが正式ですが、伊勢神宮は全125社もあり広いので、内宮のみを参拝する人も多いようです。
わたしたちの世代は、小学校の修学旅行は「伊勢・志摩」が当たり前でしたが、今の子どもたちは知らない子も多いかもしれません。
では、日本最古級の熊野三山や神宮、出雲大社は、なぜ当時の中心地から山を越えた交通不便なところにあるのでしょうか?
熊野三山、出雲大社も行きましたが、どちらも遠かった・・・・。
その不便な地にある理由は?
考えてみてください。
以後は、私の私見です。
実は、どれも海上交通ではとても便利なところに立地 しているのです。
そのわけは?
日本の古代史に直結しそうな疑問ですね。
日本人のルーツにつながるかもしれません。