学校日記

神社と神宮の違いは?

公開日
2017/08/30
更新日
2017/08/30

社会科お役立ち情報

夏休み中は、社会科に関係のある雑学を毎日紹介しています。

今日は、神社と神宮の違いは?

昨日は伊勢神宮を紹介しました。

しかし、そもそも神宮と神社の違いは何ですか?

○○神宮(または○○宮)、○○神社(または○○社)

どちらもありますが、○○神宮の方が大きそう?

みなさん説明できますか?


昨日も触れましたが、「神宮」と言えば、伊勢神宮のことです。

その他で「神宮」とよばれているのは、皇室関係のところがほとんどです。

○ 神話時代までさかのぼっての皇室の先祖をまつっている
   伊勢神宮・霧島神宮・鹿児島神宮・英彦山神宮・伊弉諾神宮など


○ 歴代天皇をまつっている
    明治神宮(明治天皇)・橿原神宮(神武天皇)・近江神宮(天智天皇)・赤間神宮(安徳天皇)・平安神宮(桓武天皇)・北海道神宮(明治天皇など)・吉野神宮(後醍醐天皇)など


○ 皇室と関係の深い
    熱田神宮(三種の神器の草薙の剣を守っている)
    香取神宮・鹿島神宮(出雲の国譲りの神話で活躍)など


とはいえ、近代以前は神宮を名乗るためには勅許などが必要だったようですが、現在では皇室が神社に直接関与しなくなったために、特に由緒がない場合でも、神宮を名乗っている場合もあるそうです。

あれ?日光東照宮は天皇に関係ないぞ?

皆さんも考えてみてください。