【校長日記】 色丹島訪問記 −25−
- 公開日
- 2015/08/12
- 更新日
- 2015/08/12
校長日記
平成25年度 北方四島交流訪問事業(教育関係者・青少年)の報告です。
夏休み中を利用して、平成25年度 北方四島交流訪問事業(教育関係者・青少年)の報告をしています。
色丹島・穴澗初等中等学校を紹介しています。
今日は文学教室&歴史教室 。
さ
前にも説明しましたが、この学校は、生徒が教科の教室へ移動します。
海外では一般的ですが、教科の先生の部屋へ、生徒が休み時間中に移動するのです。
写真上はロシア文学教室です。トルストイやドストエフスキーの写真も当然ありました。ロシア語(国語)の教室とは別にあるのです。
偉人の写真の中に、何と、アレクサンドル・ソルジェニーツィンの写真が!
ご存じのように、彼は、ソビエト連邦時代の反体制作家であり、強制収容所を世界に知らせた『収容所群島』でノーベル文学賞を取った人です。
ロシアとしては、偉大な作家として認めているようです。
ソ連時代とは違いますね。
その下は、今回のメイン、歴史教室の掛け図です。
日露戦争のポーツマス条約後の領土を、色丹島ではきちんと教えていました。
そして、現在の地図では、北方領土はロシアの色に塗られています。
まずは、日露戦争の結果を正しく教えているということに(当たり前のことですが)驚きました。
今の、隣の某大国とは違います。