【校長日記】 世界の救急車・消防車事情
- 公開日
- 2015/08/16
- 更新日
- 2017/08/29
校長日記
夏休み中は、社会科に関係のある雑学を紹介しています。
今日は、世界の救急車・消防車事情
次の記事をご覧ください。
救急車の有料化をめぐる議論が、いよいよ本格的に始動することになりそうだ、2015年5月11日に開かれた財政制度等審議会(財務相の諮問機関)で財務省が示した案の中で、「軽症の場合の有料化などを検討すべきではないか」と明記されたためだ。
出典 http://www.j-cast.com/2015/05/12234979.html
世論調査でも、救急車の有料化に賛成する人が多いようです。
確かに、病院の診察代に転嫁すればよく、内容によっては保険適用もあり得るでしょう。今後の論議が待たれます。
それでは、海外ではどうなっているでしょうか?
たとえば、オーストラリアの救急車出動は有料です。
基本料金に走行距離が加算されていきます。タクシーみたいですね。使用料金がけっこう高いので、オーストラリアでは救急車を気軽に呼ぶことはありません。
http://www.au-saa.com/contents/li/li_hospi.htmlによれば
VIC州 距離に関係なく659ドル(無制限)(約6万円)
QLD州 基本料金 781ドル(救急)(約7.2万円) 追加料金 1.25ドル
それでも赤字の州の中には、電気料金に強引に上乗せして徴収するようになりました。電気料金の領収書には“Community Ambulance Cover 3ヶ月分$24.78”などと書かれています。
アメリカも州によって異なりますが、1万1千円から12万円までなど、かなり高額です。
その他、次のサイトをご覧ください。
海外の医療事情 http://4travel.jp/doc/insurance/help_iryo.html
有料が多数派です。
それでは、消防車は有料?無料?
私がオーストラリアで聞いたときは、オーストラリアの消防車は、誤報であっても約2000ドル(18.4万円)の支払いを請求されるといわれました。高いですね!
今はどうなのでしょうか?
どなたか教えてください。
マナーがよければ、有料化の話題は出ないはずです。
公共の精神について、見直すべきですね。