【校長日記】 色丹島訪問記 −33−
- 公開日
- 2015/08/20
- 更新日
- 2015/08/20
校長日記
夏休み中を利用して、平成25年度 北方四島交流訪問事業(教育関係者・青少年)の報告をしています。
今日は色丹島の図書館 です。
8月3日(土)、15:15〜15:50、色丹島の図書館を見学しました。
図書館といっても、写真上のようにプレハブです。
1994年の北海道東方沖大地震の際、日本の援助で大量に集まった支援物資を受け入れるためのプレハブを建てました。
それまでの図書館は、地震で崩壊したそうです。
写真中で説明してくれるのは、イスーポワ司書です。
他に2人の司書がいます。
「私には3人の子どもがいたので、日本からの人道援助は助かった」と言っていました。
援助物資もなくなったので、図書館にしたそうです。
蔵書数は、23,000冊 。上の階は、ネットにも繋がっているそうです。
文学作品はよいが、科学系の本は古いのが悩みということでした。
確かに古い本が多いようです。
学校にも図書館があるので、島民の読書量は多いと言っていました。
確かに、人口千人あまりの規模で23,000冊。
人口10万の都市なら2,300,000冊に匹敵します。
これは多い!
※ 人口10万人の江南市の図書館の蔵書数は、122,625冊です。