【校長日記】 色丹島訪問記 −34−
- 公開日
- 2015/08/21
- 更新日
- 2015/08/21
校長日記
夏休み中を利用して、平成25年度 北方四島交流訪問事業(教育関係者・青少年)の報告をしています。
今日は色丹島穴澗発電所見学 です。
8月3日、16:00から16:15、色丹島穴澗発電所を見学しました。
ここは、1999年10月に、日本が人道支援として建設したものです。
色丹島には、2つの集落がありますが、穴澗の集落のみに電力供給しており、斜古丹には別の発電所があります。
ディーゼル発電で、軽油は国がウラジオストックから運んでいます。
800kwの発電機が3台あり、年間800万kw以上を発電しています。
1kw/h 3.13ルーブル 日本円で約10円。日本では20円ほどなので、日本の半分ほどです。
以前の電力は不安定でしたが、新しくなってからは停電は一度もないそうです。
新しく風力発電所を作る計画もあるそうです。
暖房には電気は使いません。石炭中心です。
最後の写真の説明はワレシンコ所長です。所員は9名で、もちろん公務員です。
日本も色丹島のインフラ整備に協力しているのですね。