第2回 江南市教師力向上セミナー
- 公開日
- 2015/08/26
- 更新日
- 2015/08/26
今日の布袋小
現在、江南市民文化会館で、第2回 江南市教師力向上セミナーが開かれています。
布袋小学校からも、多くの先生が参加しています。
講師は、本校の川井栄治先生。
テーマは、「構成的グループエンカウンターの手法を生かした教育活動の展開」です。
構成的グループエンカウンターとは、人間関係のスキルを学ぶ手法の一つです。
以前紹介したとおり、カンボジアの子どもたちは、小さい頃から子どもだけで群れで遊んでおり、対人関係は自然と身につけていきます。
しかし、日本の子どもたちは、兄弟姉妹も少なくなり、近所の子と群れで遊ぶ姿はほとんど見られなくなりました。
対人スキルは乏しく、些細なことで、傷つけ、又は傷つけられることがありました。
そこで、学級のような集団で、教師が意図的に対人関係のスキルを学ばせることが必要となって来ました。
構成的グループエンカウンターは、その一つの手法です。
自己理解・他者理解・自己受容・感受性の促進・自己主張・信頼体験という6つのねらいを、エクササイズを通して学んでいきます。
参加者同士、エクササイズを体験することで、その効果を実感し、児童生徒にも、体験してもらおうというのが狙いです。
江南市の学校の子どもたちが、人間関係で悩むことがないようになることを願っています。