学校日記

【校長日記】 小学生の半数以上は100歳超まで生きる!

公開日
2015/09/20
更新日
2015/09/20

校長日記

昨日は、第5回 金融経済教育研究会 へ行ってきました。
これは、小学校から大学まで、金融・経済に関心の高い社会科系教師の研究会です。
毎回、2人の講師を招いて講義を聴きます。

昨日の講師は、前半は、名古屋市住宅都市局 都市計画部都市計画課長 横地玉和 氏です。
テーマは、名古屋の都市計画・まちづくり〜これまで・これから〜

名古屋市の古代からの歴史、都市計画の変遷、そしてこれからの都市計画についての話が中心でした。

名古屋港地区(写真上)、中川運河、有松など、これからますます整備されていきますが、何といってもリニア です。

東京から40分で到着する利便性を、どう他に連続するか。また、名古屋で何が出来るか。何を変えるか。大きな期待です。

スケールの大きな、夢のある仕事です。
  
衝撃は後半です。

講師は、日本大学経済学部名誉教授 小川直宏先生。

国連(ESCAP人口部)勤務を経て、政府の審議員等を歴任している人口問題の第一人者です。

人口減少、そして長寿社会の話を、豊富なデータを元に教えていただきました。

写真中をご覧ください。

これは、歴代の平均寿命トップの国を並べたものです。

1840年頃はノルウェーの45歳。その後、ニュージーランドがトップ。
1980年代から日本が首位になるのですが、驚くべきことに、直線上に寿命が延びているのです。
その後も同様です。

日本人は、毎日6時間、平均寿命が延びている。

実際に、100歳を越える人は、毎年13%ずつ増えているのです。
5年で倍になる割合です。

この先はどうなるのでしょうか?
先生は断言しました。

今の子の、半数は100歳以上生きる

今の小学生なら、半数以上でしょう。

だとしたら、何をしなければならないのでしょうか。

健康 です。

100歳まで生きるとして、長い間寝たきりでは家族に迷惑をかけます。

自分の足で歩き、自分の歯で食事が出来るように、若い頃から体を丈夫にする ことです。
また、生涯にわたって人生を豊かにする趣味を複数もつ ことです。


今、最も亡くなる人の多い年齢は、女性が93歳、男性が88歳です。