【校長日記】 子供の体力 −男子−
- 公開日
- 2015/10/13
- 更新日
- 2015/10/13
校長日記
昨日の体育の日、読売新聞の社説には次のようにありました。
スポーツ庁は、体育の日に合わせ、2014年度の体力・運動能力調査の結果を発表した。東京五輪が開かれた1964年から毎年行われている調査だ。6〜79歳の約6万5000人を対象に実施した。
子供の体力は全体的に向上している。90年代には、ゲームの普及や塾通いにより、外で遊ばなくなり、体力不足が深刻化した。その後、学校での体育指導を充実させた成果と言えよう。
ただ、ピークの85年の体力には及ばない。特に、握力やソフトボール投げで低下傾向が続く。
ピークの1985年と言えば、今の保護者の世代です。
手元に、85年の陸上記録会の結果が残っています。
本来ならば平均値で比べるところですが、ひとつの目安にはなると思います。
名前を見ると、現在の本校保護者も何人か載っています。
なお、85年は児童数が今より多いこと(全校で1300人、現在は800人)、布袋・布袋北・古南・古西の4校だったこと。現在は、これに古東小を加えた5校であることを加味した上で比べてみてください。
−−−−−が85年の入賞ラインです。
今年の50m
1位 7秒3
2位 7秒4
3位 7秒5
−−−−−
4位 7秒6
4位 7秒6
6位 7秒7
6位 7秒7
今年の走り高跳び
1位 134cm
2位 131cm
3位 128cm
4位 125cm
−−−−−
5位 122cm
6位 116cm
今年の走り幅跳び
1位 4m51cm
2位 4m40cm
3位 4m22cm
4位 4m12cm
5位 4m10cm
−−−−−
6位 4m03cm
今年のソフトボール投げ
1位 51m95cm
−−−−−
2位 48m85cm
3位 46m70cm
4位 45m99cm
5位 45m45cm
6位 44m71cm
いかがでしょう。走り幅跳びは今年と大差ありませんが、ソフトボール投げが大きく違います。読売新聞の指摘通りの結果となりました。
次に、女子も比べてみましょう。